ごあいさつ
院長 岡庭幸正(おかにわゆきまさ)
1962年生まれ 東京都出身
<経歴>
日本指圧専門学校(浪越学園)卒業
あん摩マッサージ指圧師 国家資格取得
NSST/浪越指圧トレーナー部OBOG所属
日本指圧協会会員
CCAチェンマイククラシックアート タイマッサージスクール修了
中国北京高等中医葯倍訓学校 リフレクソロジー修了
「記憶に残る指圧を」 私と指圧との出会い
私が35才の時、事務仕事中に背中と右腕に激痛が走り字を書くのが辛くなった事がありました。整形外科では全治三ヶ月と診断され、激痛に耐えながらも仕事を続けておりました。ある日、会社同僚から北区西ヶ原の「飯塚指圧治療院」を紹介され、その同僚から予約日を譲ってもらい半信半疑で初めての指圧を受けに参りました。
80才弱の先生は全身に丁寧に快圧してくださり、1時間後には背中から腕の痛みが見事に消失。衝撃でした。その体験から先生がご健在時に幾度も通院し、脳と身体で先生の指圧を記憶させて頂きました。
先生曰く「指圧師になりたければ、今の会社を辞めてはいけないよ。お子さんが成人するまで待ちなさい。あなたはその頃50才を過ぎるでしょうが、小石川にある日本指圧専門学校に行きなさい。そして人一倍勉強して国家資格を取りなさい。楽しみにしていますよ」と。
その数年後、飯塚先生の故郷である新潟中越地震があり、先生は避難されている方々へボランティア指圧に出掛けられましたが、現地で体調を崩しお亡くなりになったと後日訃報を耳にしました。
その後、記憶に刻まれた飯塚先生の指圧を自ら再現すべく決意をし、時が来ると共に「日本指圧専門学」に入学。3年間、無遅刻、無欠席で猛勉強し、指圧師の国家資格を取得することが出来ました。飯塚先生との約束は守り通すことが出来ました。
次は、私が「記憶に残る指圧」を施術する側です。
膨大な臨床経験と実績、さらに患者様との信用をを積み上げ、指圧治療院として新たに開業の地に選んだのは北区田端の谷田川通りの谷田橋です。
その昔、谷田川は西が原4丁目から不忍池に流れていたと聞きます。
西ヶ原4丁目にあった飯塚治療院の流れを考えると物凄く感慨深いものを感じます。
地域に根ざし、お一人お一人に「記憶に残る指圧」を行って参りますので、どうぞよろしくお願い致します。
尚、私自身、パニック障害、難病である潰瘍性大腸炎に罹患するも指圧マッサージ療法、運動療法、食事療法で奇跡的に克服寛解。このように罹患した者でないと分からない悩みや苦しみへの手助けになれればと思っています。
飯塚治療院跡(北区西ヶ原4)
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